【銘柄診断】テイクアンドギヴ・ニーズは海外進出加速などで成長性を取り戻す
2012年2月15日 09:58
テイクアンドギヴ・ニーズ <4331> は15日、440円高の6830円まで上げて続急伸している。年明けとともに上昇力を強め昨年7月7日の6400円の戻り高値をクリアーしてきた。
少子化による先行きの停滞懸念があったが、海外進出を加速することにより再び業績が成長性を取り戻すとの見方から見直し人気を呼び込んでいる。成長マーケットであるアジアでの婚礼プロデュース拡大、あるいはリゾートウエディングシェア拡大など海外戦略を積極化し、海外売上げ比率10%を目指す。
さらに直営店舗の強化、ホテル婚礼事業の拡大などにより、2015年3月期に営業利益48億円(今2012年3月期推定23億5000万円)を目指す中期経営計画を策定した。達成できれば株価の居所も大きく変わることになりそう。
少子化懸念から株価は底値から上昇してきてもPBRはまだ0.5倍という低い水準に位置している。リバウンド相場を継続の可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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