【銘柄診断】プリマハムの今期業績は大幅上振れが必至、タイトナ需給にも注目
2012年2月12日 11:27
プリマハム <2281> は昨年11月以降始まった上昇トレンドを引継ぎ、今年に入っても強調展開が続いている。出発は中低位仕手株人気に乗ったものであったが、途中から好業績評価の流れに乗り、増額機運の高まりが株価をさらに高みに引き上げる流れとなっている。
今2012年3月期の第3四半期累計の営業利益は67億9900万円(前年同期60億9200万円)の好調な決算となった。ハム・ソ-セ-ジ部門では「香薫ウインナ-」や「連タイプのロ-スハム・べ-コン」「生ハム」などの重点商品の拡販が続き、「味わい造りウインナ-」などの新製品も好調に推移したことが要因。
それにも関わらず通期の営業利益65億円(前期67億6600万円)は据え置き。既に第3四半期累計で通期を上回っている点から見ると、通期の見通しは合理的でないと思われる。
2月3日申し込み現在の信用残は売り144万株、買い176万株と拮抗、日証金では連日株不足となっており、逆日歩が発生すると上げ加速の場面に転じそう。上昇トレンドはまだ完結の趣はない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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