【銘柄診断】野村不動産ホールディングスは戻り2波突入にチェンジ上げ継続も

2012年2月8日 22:42

  野村不動産ホールディングス <3231> が出直りに転じてきた。今2011年3月期第3四半期の累計決算は営業利益301億2000万円(192億8900万円)ときわめて好調な決算となった。

  マンションと戸建て住宅の引き渡し戸数は前年同期比10%増えた。オフィス賃貸事業は空室率の低下や、大型ビルの通期稼働などが寄与して部門別の損益も改善した。住宅事業ではリーマン・ショック後に比較的、低コストで用地を仕入れたマンション・戸建て住宅の比率が高まり、粗利益率がアップしたことも貢献した。

  また、第3四半期末の契約済未計上残高は5,045戸(前年同四半期末比453戸増)に達しており、今後の収益上積み要因となりそう。

  マンションは高額物件が好調に売れる状況となっており、来2013年3月期についても増益路線を歩むものと推定されている。底値からの戻りは2段上げ相場に切り替わりつつあるところ。戻りを引き継ぐ展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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