Ziff Davis Enterpriseが身売り
2012年2月8日 12:30
binsmax 曰く、
Linux for Devices の記事とDesktopLinux.com の記事によれば、両サイトおよび eWEEK など数多くのテクノロジーサイトを運営する Ziff Davis Enterprise 社が QuinStreet というリードジェネレーション系の会社に身売りされたようだ。Linux for Devices などでは 3 日から更新が止まっているが、こちらの記事を参照すると大幅な人員削減が行われるとのことで、運営サイトがどれだけ残るのかはまだ不明なようだ。
Ziff Davis は、元々は古くから存在する大手出版社で 1995 年にソフトバンクが買収したことで日本でもよく知られている。その経緯から ZDNet Japan (ITmedia の前身、現在の ZDNet-J はソフトバンク撤退後の CNet によるもの) が立ち上げられ一時代を築いたが、2000 年にはソフトバンクが撤退。会社の看板サイトである ZDNet を CNet に売却。さらに 2008 年には Ziff Davis Media が破産申請を行い、テクノロジーサイトが切り出されて Ziff Davis Enterprise 社となっていた。なお、PC Magazine は別の Ziff Davis 社として残っている。
ドットコムバブルの崩壊を象徴するような会社の変遷であるが、幾つかのサイトは今なお貴重な記事を提供し続けているだけにコスト削減がおだやかであってほしいものである。
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