首都直下型地震の発生確率、「今後4年で70%」から「今後4年で50%以下」に修正

2012年2月8日 06:00

あるAnonymous Coward 曰く、 「今後4年以内に首都圏で、M7級の直下型地震が70%の確率で発生する」という試算が以前話題になっていたが、この予測が修正されたという(ITmedia日経新聞)。

 元々の「今後4年以内に70%」というのは、今年1月に報じられたもの(朝日新聞ウォール・ストリート・ジャーナル)。東京大学地震研究所が発表したもので、その詳細は地震研のWebサイトで公開されている。

 しかし、昨年9月中旬から12月までに得られた地震データをサンプルに加えて再計算したところ、4年以内に直下型地震が発生する可能性は50%以下になるという。また、30年以内では83%だったとのこと。ただし、確率が下がったとは言えあくまで計算上の話であり、地震が実際にいつ発生するかは分からない。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 地震

 関連ストーリー:
東日本大震災直前に震源上の大気と電離層に異常が ? 2011年05月20日
カエルには地震予知能力がある? 2010年04月02日
科学者のえがく30年後の世界 2005年01月24日

 

関連記事

最新記事