台湾では Google から「クラウド大臣」が就任

2012年2月7日 12:30

 ある Anonymous Coward 曰く、

 今年の 1 月 14 日、台湾では総統選挙と立法院選挙 (日本の国会議員選挙にあたる) が行われ、与党・国民党が引き続きこれからの 4 年間の政権を担うことになったが、今度の新しい内閣には、科学技術担当の政務委員 (無任所大臣に相当) に Google 台湾から張善政氏を迎えており、「台湾クラウドバレー」計画を推進していくとのことだ (台湾ビジネス情報の記事より) 。

 台湾クラウドバレーは企業や行政組織など 25 以上の団体が共同で推進するもので、台湾のクラウドコンピューティング産業が国際市場に進出するための足掛かりとすることを目的としているようだ。また中国との提携をも視野に入れている模様。中国では北京や広東など 10 箇所以上でクラウドコンピューティング目的のデータセンターが設置されているのだが、ご存じの通り Google と中国の関係はここ数年であまり良好なものではないこともあり、台湾政府の一員として Google が含まれている事に懸念が感じられる、としている。

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