冬型の気圧配置 8日ころから再び強まる
2012年2月6日 11:00
気象庁は冬型の気圧配置が8日ころから再び強まると見込まれることから、気温が北日本、東日本を中心に2月中旬にかけてかなり低くなる可能性があり、日本海側の積雪はさらに増える見込みと注意を呼びかけている。
積雪では青森県酸ケ湯観測所で4メートル39センチと平年の1.51倍、新潟県津南観測所では3メートル49センチと1.71倍、新潟県関山観測所で3メートル39センチと2.26倍、福島県只見観測所で2メートル20センチと1.34倍など北日本から西日本の日本海側を中心に平年を上回る積雪を記録している(積雪の深さは2月3日現在値)。
また消防庁によると昨年11月から2月3日までの雪による死者は北海道、新潟などで各13人が亡くなるなど63人が死亡、437人が重傷、566人が軽傷を負った。また6棟の住まいが全半壊する被害も発生している。
死者のうち雪下ろしなど除雪作業中の犠牲者が48人と最も多く、雪崩による死者が4人、落雪による死者が8人などになっていた。また41人が65歳以上の人だった。(編集担当:福角忠夫)