ソニーは減額修正よりトップ交代による「変化」に期待し反発

2012年2月3日 09:35

  ソニー <6758> は3日、反発の始まりとなり、1356円(28円高)で寄ったあと1364円(36円高)。昨日の大引け後に発表した第3四半期の連結決算では、今3月期の純利益予想を900億円の赤字から2200億円の赤字に大幅減額修正。ただ、一昨日に人事を発表しており、市場関係者には、「変化」への期待を買う投資家が多いとの見方がある。

  今期は、タイの洪水の影響や、為替の悪影響などに加え、営業損益に含まれる持分法による投資損益として、保有するサムスンLCDの持分法による投資損失も計上する。また、平井一夫副社長を社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格させる人事を内定。ハワード・ストリンガー会長兼社長CEOは取締役会議長に就く。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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