少女時代、欧米版アルバムで米ビルボード「ワールドチャート」2位!
2012年1月30日 23:31
韓国や日本などアジアで高い人気を集めている9人組のK-POPガールズグループ「少女時代」が、アメリカの音楽界にも進出し始めた。アメリカ音楽ランキングの大御所、ビルボードに、1月17日リリースした『The Boys』欧米版が、アルバム部門の「ワールドチャート」で2位、「ヒートシーカーズアルバムチャート(Heatseekers Albums Chart)」で22位につけた。
両ランキングは、有名な「ビルボード200」のほかにビルボードが様々なジャンルで統計を出しているチャートのひとつで、ビルボード200よりは格下のランキング。しかし、「ヒートシーカーズアルバムチャート」は、新人アーティストにとっては、アメリカ音楽界への登竜門としての位置付けがあり、今回同チャートにランクインしたことは、少女時代のアメリカでの活躍の可能性を示している。
ビルボードのランキングは、市場調査会社ニールセンのサウンドスキャンの売り上げデータに基づくもので、対象は米国内での売り上げだけ。
K-POP部門のチャートもあり、最近はT-ARAが新曲「Lovey Dovey」で3週連続1位を獲得。それ以前には、IU(アイユー)が5週連続で1位を獲得し、最近のK-POPの動向なども合わせて、ビルボードのサイトで特集された。
2NE1(トゥエニーワン)は昨年11月、海外の新人アーティストらを抑えて、アメリカ音楽界の登竜門として名高い米MTVの「世界一の新人バンド(MTV Iggy's Best New Band in the World)」に選ばれ、驚きをもって迎えられた。同賞は、世界168ヶ国400万人が参加して決められる非常に大きな賞だ。一方、Wonder Girlsは、2月2日放送開始のTV映画「THE WONDER GIRLS」で、主演デビューを果たす。
少女時代も遅れをとってはいない。31日には米CBSの「David Letterman Show」に出演、2月1日には、米ABCの「Live! With Kelly」に出演する。両番組とも各局の人気トーク番組で、少女時代の今年のスケジュールはアメリカがメインとなるかもしれない。