【銘柄診断】遠藤照明はLEDの成長評価機運が強い、逆日歩発生で踏み上げも

2012年1月29日 18:29

  遠藤照明 <6932> (大2)は1月18日に1505円と昨年6月17日の1508円に肉薄する引き戻しを見せ、新展開入りへの期待感が強まっている。

  信用残は株価上昇につれカラ売りが増加、1月20日現在で売り29万株、買い20万株と売り長に転じてきた。つれて大証金では連日逆日歩が発生しており、売り方の買い戻し流入で、高値圏での動きが続いている。

  1月13日に今3月期決算ではデリバティブ評価損が発生すると悪材料が発表されたが、株価への影響はほとんど無く、好需給と成長を評価する買いが優るパターンとなっている。

  百貨店やビルなど向けに発光ダイオード(LED)照明器具の販売が好調で、節電意識の高まりを背景に店舗やオフィス向け需要も拡大している。LEDについては東京での営業拠点設立、あるいは、昨年9月に米国の照明器具メーカーを買収し、LED照明器具の販売を米国市場で始めるなど積極的な拡大路線に走っている。

  今2012年3月期は営業利益35億円(前期23億円)の大幅増益が見込まれているが、来期について大幅も増益路線が継続するとの見方が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】遠藤照明はLEDの成長評価機運が強い、逆日歩発生で踏み上げも(2012/01/29)
【銘柄診断】ツクイは割負け感が強い、巻き返し相場入りにきっかけ待ちの気配(2012/01/29)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

関連記事

最新記事