25日に発生したFOMAの通信障害、原因はスマートフォンのVoIPやチャットアプリ?

2012年1月27日 06:00

あるAnonymous Coward 曰く、 1月25日の午前中、東京都でFOMAの音声・パケット通信が利用しにくくなる障害が発生したが、NTTドコモが26日、その原因について発表した

 これによると、スマートフォン契約者の増加に対応するため新型パケット交換機の切り替えを実施したのだが、この新型パケット交換機がトラフィック上昇によって動作不安定になったのが直接の原因だという。『頻繁に「制御信号」を必要とするスマートフォンのアプリケーション(VoIP、チャット等)が急激に普及したことに伴い、ネットワーク上の制御信号が増加』したと、スマートフォンのアプリが要因としている。

 問題の詳細は日経ITproで詳しく紹介されているが、裏側では新型パケット交換機を旧型に戻す、という作業があったそうだ。また、新型パケット交換機では同時接続数を重視したもので、1時間あたりに処理できる信号量については下がっていたという。NTTドコモ側はそれでも十分だと見積もっていたようだが、実際にはそれを超える信号量が流れていたそうだ。

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