東芝、7型カラー液晶を搭載した電子ブックリーダーを発売 無線LANも搭載

2012年1月26日 18:54

 東芝は26日、タブレット端末の新商品として、ボタン一つで読みかけのページがすぐに呼び出せるなど、読書する際の使いやすさを重視した機能や、7型カラー液晶を搭載した電子ブックリーダー「ブックプレイス(BookPlace)DB50」を、2月10日から発売すると発表した。

 新商品は、どこの画面を表示していてもワンタッチでトップ画面の書棚に戻る「ホームボタン」のほか、直前まで読みかけたページをすぐに呼び出す「コンティニューボタン」や、誤ったページを表示してもすぐに1つ前のページに戻れる「バックボタン」など、電子書籍を読む際に使いやすい専用ボタンを搭載している。

 また、7型広視野角のタッチパネル付きカラー液晶の採用により、文字の拡大・縮小や輝度調整も指で直感的に操作できるほか、縦横の画面切り替えが可能で、電子書籍だけでなく、ホームページの閲覧やメール送受信も快適に楽しめる。

 本体には、無線LANモジュールを搭載しているため、無線LANの通信環境があれば、「BookPlaceストア」からの電子書籍購入やインターネットへの接続が可能。また、重さ約330g、厚さ11mmのスリムでコンパクトなボディには、小説なら約6,000冊、コミックなら約150巻を収納でき、手軽に持ち歩ける。さらに、東芝独自の音声合成技術を用いた音声読み上げ機能を搭載しており、混雑した電車の中などで書籍コンテンツを音声で楽しむことも可能。

 約5万冊のコンテンツをそろえる「BookPlaceストア」は、トッパングループの株式会社BookLiveとの協業により、今年度末に10万冊まで拡大する予定。また、新商品購入者の特典としてもれなく「BookPlaceストア」で使える5,000円分の書籍購入ポイントを付与している。

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