【銘柄診断】ハザマは好業績への期待感が高まる、上昇波動は第２ラウンドの途上
2012年1月25日 13:16
ハザマ <1719> は２５日、３円高の２２４円まで上げて反発している。２３日に２２８円の高値をつけて、しっかりとした動きになっている。
昨年９月２２日の９８円が今回の上昇相場の基点。ここから１２月１３日の２１２円まで、ほぼ一本調子の上げ波動を描いた。株価は倍増強の大幅な上げを演じたが、そこからの調整は１２月１９日の１５９円でピリオドを打った。上げが強烈だった割りには調整を短期で切り上げ、強さを見せ付ける足取りだった。
予想どおり、そこから戻り足を速めて上昇第２ラウンドに入り、１月１７日に２２４円の高値を示現した。もっとも、まだ上げ完結のニュアンスは感じられず、まだ第２波動の途上と位置づけられる。
今２０１２年３月期の営業利益は従来の３７億円が５１億円（前期３９億７８００万円）へ大幅に上方修正されたように、好調な業績が株価強調の根源。復興需要が一部寄与の今期でこれだけ増益幅が広がるのだから、いやが上にも来２０１３年３月期への期待感が高まろうというもの。もうはまだなりを地で行く強い相場が予想される。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）
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