【銘柄診断】東亜道路工業は初動の強さに注目、日証金では連日株不足が続く
2012年1月25日 09:36
東亜道路工業 <1882> が年明けとともに人気化、1月17日には244円と昨年3月23日の238円を更新し、新展開に足を踏み入れてきた。17日の大商いの後は調整に入っているが、下値にはすかさず押し目買いが流入するなど相場の腰つきは強い。
また、株価急騰でカラ売りが急増している。日証金では連日株不足状態が続いており、逆日歩の発生は時間の問題と思われる。逆日歩の発生を機に仕手人気は一段と高揚の可能性が強く、そこらあたりが市場の押し目買いを引き込む要因になっている。
今2012年3月期は9月中間決算は上振れ着地となったが、通期の減益見通しについては据え置かれており、増額への期待感も株価をサポートしているようだ。
大納会の株価146円が17日には244円まで短期で67%も上昇したが、こうした初動が強い銘柄はその後上昇トレンドに乗るケースが多い。業績的にも復興需要の増加を受け、2013年3月期は増益転換が有力視されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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