【銘柄診断】大林道路はPBR0.5倍と割安が顕著、久々の本格上昇相場も
2012年1月24日 17:13
大林道路 <1896> は新年相場入りとともに上げを鮮明にしてきた。大発会は193円の始まり。そこから途中マドを開けながら1月17日には295円の昨年来高値へ直進した。首都高速道路が老齢化しつつあるため首都高速道路が大規模な改修に向け調査研究委員会を設置すると発表したことが手掛かり。
首都高は総延長約300キロのうち、経過年数40年以上の構造物が約3割、30年以上が約5割と、老齢化の進展が著しく、抜本的な改修が望まれている。さらに、復興需要に伴う道路工事の増加も想定されており、二重の好環境が期待買いを呼び込んでいる。
17日の大商いの後、直近では商いが10分の1以下へ急減しており、当面は出来高動向が最大の注目点。1月15日の高値は2006年以来の水準。久方ぶりの本格上昇局面を迎えていることは明らか。PBR0.5倍も割安さをアピールする点だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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