「信頼の証」としてパスワードを交換する青少年たち
2012年1月23日 10:30
cheez 曰く、
ティーンエイジャーの間で互いへの信頼の証としてメールや SNS アカウントのパスワードを交換することが流行しているそうだ (The New York Times の記事、本家 /. 記事より) 。
交換相手は主に交際相手や親友であり、中には互いに同じパスワードを設定する者もいるとのこと。米非営利調査機関 Pew Internet & American Project が 12 〜 17 歳の 770 人のインターネットユーザを対象に行った調査によると、33 % がこのようなパスワード交換を行ったことがあると回答したそうだ。
専門家らによると交際関係において性交渉を迫るのと同種の「信頼しているなら何でもできるはず」というプレッシャーが生じていたり、禁止されていることだからやってみたいという好奇心が背景に存在するという。子供らはパスワード交換は危険であることは理解しているといい、だからこそ「愛情の印」や「信頼の証」としてパスワード交換をすることの象徴的意味合いが強くなっている様子が伺えるとのことだ。
ちなみに上記のような目的とは異なり、「期末試験の勉強のために」といった理由で自分の Facebook 等のパスワードを友人に変更してもらい、一定期間ログインできなくするといった行為も若者たちの間で行われていることも分かっているそうだ。
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