【銘柄診断】ライト工業は復興需要の恩恵大、今期増額、来期好調織り込みへ
2012年1月22日 20:42
ライト工業 <1926> が上昇トレンドを継続中。大地震直後の昨年3月22日には338円と、震災直後の安値3月15日の215円から短期で57%も上昇、復興関連の代表銘柄として認知されていた。その後も5月26日の236円を底値に揺ぎ無い上昇波を描き、1月17日には517円の高値まで買い進まれたが、まだ上昇トレンドが完結したニュアンスは感じられない。
同社はトンネルの防水・補修工事業からスタートし現在は法面保護や地すべり対策等の専門土木に強みを持つ。また最近では基礎・地盤改良工事のウェートも高まっており、復興需要で受けるメリットが大きい存在である。
今2012年3月期9月中間決算の営業利益は期初の9億円の損失見通しが5億2400万円(前年同期12億6100万円の損失)へ大幅上振れ決算となった。据え置かれた通期の営業利益12億円(前期11億8200万円)はかなりの幅で増額の可能性が強い。株価は今期の増額、来2013年3月期の好調を織り込みにかかっているところだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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