じぶん銀行、アコムのカードローン事業の一部を承継 業務提携契約も締結

2012年1月20日 22:27

 アコムとじぶん銀行は20日、更なる顧客サービスの向上と健全な消費者金融市場の形成に資することを目的とした業務提携を行うことについて合意し、本日、業務提携契約を締結したと発表した。

 併せて、関係当局の認可等を前提として、2012年5月12日を効力発生日とし、アコムのカードローン事業の一部を会社分割(吸収分割)により、じぶん銀行が承継することについて合意し、本日、吸収分割契約を締結した。

 アコムとじぶん銀行は、じぶん銀行が提供する個人向け無担保カードローンについて、2008年12月3日より保証業務提携を開始しているが、それぞれの事業環境の現状と見通しなど様々な検討を行ってきた結果、更なる顧客サービスの向上と健全な消費者金融市場の形成に資することを目的に、より包括的な業務提携を行なうことについて合意した。

 この業務提携により、アコムが有する消費者金融ビジネスに係るノウハウと、じぶん銀行が有する携帯電話やスマートフォンを用いたケータイ・インターネットバンキングのノウハウとを融合させ、顧客ニーズを的確に捉えた先進的なローン商品の開発、サービスの提供に向けた共同研究を推進していく。

 また、アコムは、じぶん銀行のカードローン事業の推進に必要となる、消費者金融ビジネスに係るノウハウおよび人材をじぶん銀行に提供し、じぶん銀行のカードローン事業を協働で推進することにより、それぞれの収益の向上を図っていく。この業務提携の一環として、両者の協働のプラットフォームを拡大させるべく、「キャッシュワン」ブランドで営むアコムのカードローン事業の一部を、会社分割によりじぶん銀行が承継し、じぶん銀行は、同カードローン事業の保証業務をアコムに委託する。

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