【銘柄診断】京成電鉄は大幅売り長で連日逆日歩が発生、買い戻しが活発化する
2012年1月19日 22:58
京成電鉄 <9009> が強い動きを継続している。震災後の3月15日の425円で大底を打ち、6月6日の431円でダブル底を形成、その後は順調なほぼ一貫した上昇トレンドを形成、現在もなおその途上にある。
直近1月13日申し込み現在の信用残は売り146万株、買い14万株と大幅な売り長状態にある。そのため、日証金では連日逆日歩が発生しており、踏み上げ人気が上げの基本的な背景と思われる。ここ1年ほどの推移をみても、こうした大幅売り長の状態がずっと続いている。外国人投資家などが売り方に居座っていることが予想される。
国内機関投資家からの借株での売りなら、返済期限の3月までに反対売買を行う必要があり、内需株強調の最近の状況に照らすと、踏み上げを誘う動きが強まる方向も考えられる。過去には代表的な仕手系株として人気を集めた経緯もあり、仕手株人気盛況を踏まえると、そうした視点での連想買いが膨らんでいくことも考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【話題株】日ハムはダルビッシュ移籍で特別利益発生もご祝儀不発でもみ合い(2012/01/19)
・東芝が火力発電で北米最大級の蒸気タービン発電機を受注(2012/01/19)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)