【銘柄診断】エフアンドエムは株式分割を歓迎し割安修正買いも再燃して急反発
2012年1月18日 17:41
エフアンドエム <4771> は18日、1100円高の1万6900円まで上げて変わらずを挟んで3営業日ぶりに急反発した。前日17日大引け後に株式分割を発表、今3月期業績が、昨年10月に上方修正され続伸することも見直し、歓迎する分割権利取りの買い物が集まった。
株式分割は、同社株式の流動性を高め、投資単位当たりの金額を引き下げて投資家層の拡大を図り、あわせて全国証券取引所が進めている「売買単位集約化計画」に沿い1単元を100株とする単元株制度を採用することを目的にしている。3月31日割り当てで1株を100株に分割し、4月1日を効力発生日に単元株制度を採用する。
一方、同社の今期業績は、第2四半期累計・通期とも上方修正され、通期純利益は、期初予想の1億9400万円が2億1800万円(前期比33%増)に引き上げられ、続伸幅を拡大する。
株価は、業績上方修正にも反応は限定的で1万6000円台を出没する小動きが続いた。株式分割の権利取りとともに、PER10倍台、PBR0.6倍の割安修正も意識されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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