【銘柄診断】ミクロン精密は自己株式立会外買付取引も反応薄く小動き
2012年1月18日 17:24
ミクロン精密 <6159> (JQS)は18日、前日変わらずの1987円で寄り付き小動きが続いた。前日17日大引け後に自己株式立会外買付取引を発表したが、今年1月16日に昨年来高値2070円今まで買い進まれただけに利益確定売りが交錯した。
同社は、昨年7月に自己株式取得(上限10万株・発行済み株式総数の3.89%、2億円)を取締役会決議したが、このうち2万株(同0.78%)を前日終値1987円できょう18日寄り付き前の8時45分に立会外買付取引で取得する。きょう18日10時5分にこの取引結果を公表、予定通りに2万株(取得価額3974万円)を取得した。
一方、同社の2011年11月期業績は、今年1月11日に上方修正するとともに期末配当の増配も発表、さらに同13日には今期業績も開示し、純利益は、6期ぶり過去最高更新を予想している。
株価は、昨年7月の第2四半期累計業績の上方修正と自己株式取得で1880円まで400円高し、今年1月の通期業績上方修正と増配、さらに過去最高純利益更新の業績続伸予想が加わり昨年来高値まで500円高した。PERは5倍台、PBR0.8倍となお超割安であり、上値評価が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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