松坂屋名古屋店、今春改装グランドオープンへ 日本最大級のH&Mも出店

2012年1月18日 14:48

 大丸松坂屋百貨店は17日、松坂屋名古屋店を改装し、3月2日から順次オープンすると発表した。グランドオープンは4月28日の予定。改装面積は約2万4,300㎡(現状の約28% 第二期・食品改装含む)。投資額は約46億円(第二期・食品改装含む)で、売上増見込は約60億円(2012年度)。

 今回の改装では、これまであまり百貨店を利用しなかった「アラ30」や「アラ50」の顧客層を新たな戦略ターゲットとして店舗の情報発信力を高め、顧客層の拡大に取り組む。また、顧客の要望の高かった今が旬のファッションや、ファッション性の高い化粧品、アクセサリー、洋品を充実する。さらに、名古屋初登場となる海外のファストファッションのショップや、時代の感性を反映した旬のファッションブランド・セレクト系ショップを多数導入し、ファッション提案の幅を広げる。

 南館1Fでは、『今が旬』のファッションが詰まった、新鮮さ、お洒落さあふれる“JUSTアラ30”向けカジュアルファッションフロアとして、最旬のファッション、多種多様な雑貨、ライフスタイルショップをセレクト。ファッション12ブランド、雑貨7ブランドの全19ブランドをラインアップする。「デミルクスビームス」など、名古屋初も4ブランド登場する。

 また、南館2Fは、「うふふガールズ」と題し、ヤングの顧客が“欲しい” 『今が旬、今元気』なファッションから雑貨までが詰まった、楽しさあふれる等身大の20代向けカジュアルファッションフロアとして、 「友達とつい来たくなるような」、「居心地の良い」、「いつも新しい発見がある」、楽しい売場を展開する。20代の女性が手頃に購入できる価格帯の商品を取り扱うファッション13ブランド、雑貨6ブランドの全19ブランドをラインアップ。東京・吉祥寺の人気カフェ「はらのキッチン」も名古屋初出店する。

 さらに、南館B1F・1Fには、ファッション性と旬のトレンドの早さで大人気の、スウェーデン発メガファッションブランド「H&M」が、百貨店インショップとしては初めて松坂屋名古屋店に登場する。日本最大級となる3,175㎡(南館地下1階の全フロア、南館1階の一部)に、レディス・メンズ・キッズアイテムを、豊富な品揃えで展開する。

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