【銘柄診断】東光は低位仕手株人気の波及を待つ、戦略商品の成長で今期は増益
2012年1月17日 13:07
東光 <6801> の株価の底入れは昨年12月29日の123円と、かなり遅れての安値示現となった。コイルはスマートフォン向けが好調だが、ゲーム機、パソコン、自動車関連が低迷。海外工場の労務費上昇や円高も重荷になり、前2011年12月期の営業利益は当初の10億円の黒字見通しが6億円の損失(前期4億4200万円)に大きく減額修正された。
高性能コイルをスマートフォンやタブレット端末向けに伸ばすことにより今2012年12月期は営業黒字が予想される。業績回復への戦略商品になるのがメタルアロイ型コイル。従来のフェライト型と同等の電流を流すことができる小型商品で、高密度化が要求されるスマートフォンやタブレット端末向けに売上げ拡大が期待されている。
折りに触れ仕手人気が回ってくる習性もあり、低位仕手株が相次いで人気を集める中、その順番がいつ同社に回ってきてもおかしくない。PERも0.9倍と割安だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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