ホームレス高校生、Intel Science Talent Searchのセミファイナリストに
2012年1月15日 15:08
米ニューヨークのブレントウッド高校に通うSamantha Garveyさんが、Intel Science Talent Search 2012のセミファイナリストに残ったという知らせを受けた場所はホームレスの保護施設だったという(Intel Science Talent Search 2012 Semifinalists、HuffPost Educationの記事、本家/.)。
Samanthaさんの研究対象はムール貝。カニなどの敵に出会うことで殻の厚みが変わることを発見した彼女は、ロングアイランドの干潟で調査を2年以上続けてきた。しかし、看護助手の母親が昨年2月に交通事故にあってから8ヶ月間働けなかったため、タクシー運転手の父親の収入だけでは家賃が払えず、大晦日に家から追い出されてしまったのだという。
その後、Samanthaさんがセミファイナリスト300人の1人となったことが報じられると寄付が集まり、郡が一家の住める貸家を探してくれたそうだ。なお、郡は毎月30~40家族のために家を探しており、Samanthaさんが有名になったから特別扱いしたわけではないと強調したとのこと。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | Intel | サイエンス | 教育 | アメリカ合衆国
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