【銘柄診断】ラオックスは低位株相場の乗り切れない、低迷相場継続の可能性も
2012年1月15日 17:52
ラオックス <8202> (東2)は低位仕手株人気にも乗れず、底値探りの低調場面を強いられている。大発会に1247万株の大商いをこなし、出遅れ人気が回ったかに見えたが、人気は長続きせず、13日の商いは72万株にまで急減してしまった。
12月31日、中国・南京市内で中国1号店を開業したと報じられたことが大発会大商いの手掛かり材料。購買力が高まる中国市場で攻勢をかける方針で、2012年以降、北京や上海、成都など大都市を中心に出店し、5年以内に地方都市を含めて中国で150店体制を築く計画と伝わり、中国市場での需要取り込み期待が広がった。
ただ、中国企業の買収思惑から示現した2009年の454円から株価は一貫した整理基調にあり、本当の底値はまだ確定していない状態だ。
そうした中で信用買い残は直近1月6日申し込み現在で2063万株と高水準が続いている。低位株人気化のなかでなお低迷が続くようだと、乗り換えに伴う処分売りが広がる可能性も考えられる。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8202.T&d=6m
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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