タッチスクリーン、隠れた健康被害のリスク

2012年1月13日 12:00

 danceman 曰く、

 これまでパソコンや携帯電話の長時間使用が健康にもたらす被害について各方面で取り上げられてきたが、タッチスクリーンが健康被害をもたらす可能性を指摘する専門家、Franklin Tessler 氏の記事が本家 /. で紹介されている (本家 /. 記事InfoWorld の記事より) 。

 タッチスクリーン搭載のタブレットやスマートフォンの利点は、ほぼ何処でもどんな姿勢でも使えることであるが、これには当然「だらしない姿勢」も含まれる事になる。しかし姿勢が悪いと首や頸椎に負担をかけることになるため、首を前に突き出したり、または反らせたり傾けたりすることを避け、痛みや痺れを感じた場合には即座にデバイスの使用を中断してもっと楽な姿勢を見つけるよう Tessler 氏はアドバイスしている。

 またタッチスクリーンのもう一つの利点は、縦置きも可能であること。これまで PC といったら横置きが常であったがタブレットの場合、縦横斜めと自在にスクリーンをポジショニングすることができる。だが Tessler 氏によれば、人工学的に体に優しいのはスクリーンの横置きなのだそうだ。縦置きにしたスクリーンに手を伸ばすという行為は腕の太い筋肉を使うことになるため筋肉疲労を引き起こしやすくなるとのこと。またタッチスクリーンを立てた状態でキーボード操作などを行うと手首を「背屈」させなくてはならず、これは正中神経及び手根管を圧迫することになるという。

 こうした健康リスクを知らないままタッチスクリーンを使用し続ける人が多いのだそうだ。タレコミ子はあちこち痛くなる前にタッチスクリーン使用時の姿勢を見直すことにした。

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