【銘柄診断】ミクロン精密は業績上方修正と増配が相乗し急反発
2012年1月12日 17:09
ミクロン精密 <6159> （ＪＱＳ）は１２日、９２円高の１７０２円と急反発した。１１日大引け後に２０１１年１１月期業績と期末の大幅増配を発表、超割安株買いが再燃した。
１１月期業績は、期初予想より売り上げを４３００万円、経常利益を１億９２００万円、純利益を２億３５００万円それぞれ引き上げ、純利益は、４億４１００万円（前期は１億６００万円の赤字）と大きく黒字転換する。
売り上げが上ぶれたほか、生産効率の向上で利益が増加、外貨建資産の為替差損、デリバティブ債券の評価損などをカバーして上方修正につながった。
期末配当は、期初予想の２０円を４５円（前期実績１０円）に引き上げ大幅増配する。
株価は、第２四半期累計業績の上方修正に自己株式取得が加わって昨年来高値１８８０円まで３割高し、ほぼ往って来いのの安値から出直っている。ＰＥＲ８倍台の超割安修正で高値奪回へスピードアップしよう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）
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