【銘柄診断】ヨータイはマドを開けて急騰、新春相場で仕手人気復活の期待も
2012年1月9日 18:29
■新春相場入りとともに買い人気が高まる
ヨータイ <5357> (大1)が切り返しの動きに転じてきた。昨年11月25日の戻り高値475円から調整を入れていたが、新春相場入りとともに買い人気が高まり、マドを開けて急騰してきた。
ただ、まだエネルギー不足。大幅高を演じた1月4日でも出来高は27万株に過ぎず、ここからどの程度商いが盛り上がっていくかポイントになる。それに売り残の積み上がりが見られない。直近の取組みは売りがわずか4万株弱に過ぎない。それに対し買いは193万株に達している。こうした減少は上昇相場の起ち上がり時にはよく見られるパターン。ここからどう育っていくのか、あるいは短命に終わってしまうのか、とにかく商い次第と思われる。
主力の耐火物は鉄鋼やガラス・セメント向けなどに好調で、大幅減益見通しでスタートした今2012年3月期は営業利益14億円(前期14億4800万円)とほぼ前期並みの線にまで増額された。PBRは0.7倍にとどまり基本的に割安ゾーンに位置している点は買い安心感を誘う。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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