スズキ、インドで3列シートの7人乗り乗用車「エルティガ」を発表
2012年1月6日 18:35
スズキは6日、同社のインド子会社「マルチ・スズキ・インディア」社及び「スズキ・モーターサイクル・インディア」社が、1月5日からインドのデリーで開催されているモーターショー「2012デリー・オートエクスポ」において出展している内容について発表した。
「マルチ・スズキ・インディア」社は、インドでは一家族あたり5人以上という家族の構成比が高く、7人で乗車しても快適に使ってもらえることを目指して開発した、3列シート7人乗りの新型小型車「Ertiga(エルティガ)」を出展。同時に、スズキ車のラインナップの充実を図り、より多くの顧客のニーズに応えるべく、2012年春よりインド国内に向けて発売することを発表した。
「Ertiga」は、インド市場において軽量、コンパクトで小排気量という「コンパクト3列シート車」という新しい市場を創造するモデルとして投入する。コンパクトでありながら、3列目に大人がしっかり乗る事が出来る広い室内空間と居住性、コンパクトサイズによる取り回しの良さ、および小排気量エンジンによる低燃費と高い経済性を実現した。エンジンは1.4Lガソリン(K14B)と1.3Lディーゼル(D13A)を用意した。
また、インドの都市部の若年層に向けた新しい形のSUVの提案として、コンパクトSUVのコンセプトモデル「Concept XAα」を参考出品している。
一方、「スズキ・モーターサイクル・インディア」社は、低燃費・軽量・コンパクトな110cm3の新型二輪車「Hayate(ハヤテ)」や、低燃費でスタイリッシュな新型スクーター「Swish 125(スウィッシュ 125)」を出展している。