Windows XP離れが加速

2012年1月6日 12:27

eggy 曰く、 リリースから10年以上経っているWindows XPは未だOS市場で最大のシェアを誇っているが、最近ではユーザーのXP離れが加速しており、XPのシェアは昨年の1月以降勢いよく低下し続けているとのこと(本家/.PC World記事)。

 Net Applicationsの調査によれば、XPは先月だけで2.4%のシェアを失っており、46.5%と過去最低の数字であったとのこと。昨年9月1日時点での利用者のうち11%がXPを離れており、4ヶ月間でシェアが6%も低下したことになるという。また4月にはWindows 7がXPを抜くことになるだろうとのこと。

 Microsoftは7月に、「XPから卒業する時期」として2014年4月にはXPのサポートを打ち切ると発表している。また、Internet Explorerの開発チームはXPを「最小公分母」であるとし、IE9ではXPを非サポートにすると発表。さらに10月末、XPの10周年をひっそりと祝った際には、「立ち止まっていれば倒れてしまう」とし、XPから卒業して「優れている」Windows 7を選ぶよう宣伝していた。

 今回の調査結果は、Microsoftにとって大変喜ばしいものであっただろう。

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