【銘柄診断】ワークマンは12月度月商のプラス幅拡大で割安株買いが膨らみ続伸
2012年1月5日 11:13
ワークマン <7564> (JQS)は5日、35円高の2035円まで上げて続伸している。前日大発会4日の大引け後に昨年12月度の月次売上高実績を発表、既存店、全店ともプラス幅を拡大したことを手掛かりに割安株買いが増勢となっている。
12月度月次売上高は、既存店が前年同月比22.4%増と今3月期に入って9カ月連続のプラスで、プラス幅は11月度の15.3%増より拡大した。全店でも24.1%増と同様に連続プラスとなって、今期最大の伸び率となった。
全国的に寒い日が続いたことで、裏ボアジャンパー、裏起毛ハイネックシャツ、保温肌着、毛混靴下などの防寒衣料の販売が好調に推移したことが寄与しており、全店売上高は、1店舗を新規出店しプラス幅が大きくなった。
株価は、東日本大震災の復興需要で作業服、安全スニーカー、作業手袋などの売り上げが増加して、昨年8月に今3月期第2四半期累計業績を上方修正して、昨年来高値2390円まで買い進まれ、11月には3月通期業績を上方修正したが、利益確定売りも交錯し、2000円台固めが続いた。
今期純利益は、39億5000万円(前期比43%増)と4期ぶりの過去最高更新が見込まれており、PER10倍台の割安修正をサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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