【銘柄診断】ポイントは12月既存店月次売上高のマイナス変わらず続落

2012年1月5日 11:03

  ポイント <2685> は5日、65円安の3200円まで下げて続落している。前日大発会4日大引け後に昨年12月の国内月次売上高を発表、既存店売上高が、6カ月連続で前年同月を下回り、マイナス推移が変わらないとして利益確定売りが先行している。

  12月月次売上高は、既存店が0.6%減と6カ月連続のマイナスとなり、全店売上高では11.4%増と9カ月連続のプラスとなった。全国的に気温が低下したことで冬物の販売が順調に推移したとして既存店のマイナス幅は、11月の3.0%減から縮小したが、水面下推移となり、全店ベースでは2店舗を新規出店して連続のプラスとなった。

  株価は、昨年9月につけた昨年来高値4065円から既存店売上高のマイナス推移を嫌って3065円まで大幅調整、12月28日開示の今2月期第3四半期の連続減益・低利益進捗率決算で悪材料出尽くし感を強め底上げにトライした。PERは10倍台と下げ過ぎを示唆しているものの、再度の下値確認も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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