【銘柄診断】東都水産の今3月期は増額修正が有力、仕手人気を集める起爆剤に
2012年1月5日 09:36
東都水産 <8038> は単発的に人気は集めたが、大きく買い上げられる局面がないまま昨年の相場を終了した。今2012年3月期第1四半期の営業利益が3億5300万円と前年同期比26%増益となったことを受け7月21日に163円の高値を、今3月期の増額修正を見直して12月12日に163円とそれぞれにぎわう場面もあったが、それなりの盛り上がりにとどまってしまった。
今3月期9月中間決算の営業利益は当初見込みの2億7000万円を大きく上回る5億5000万円(前年同期2億8600万円)を確保した。それにも関わらず今3月期の営業利益5億円の見通しは据え置かれた。
期後半は大幅赤字ということになってしまい、余りにも予想が保守的で、最終的に上振れての着地が有力だ。これまでのところ仕手人気復活という兆候は見られないが、増額修正などを契機に買い人気が集まる資質は持っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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