【銘柄診断】高島はカラ売りの買戻しのエネルギーが温存、戻り第2波入りを指向

2012年1月5日 09:36

  高島 <8007> は昨年12月5日の戻り高値232円からの調整場面を迎えているが、12月27日の182円で底打ちのニュアンスがうかがえる。信用買い残は6月のピーク時の630万株が直近では411万株にまで減少、6月高値291円示現の際の高値買いの向きの整理が進んでいる。

  一方信用売り残は11月18日現在の32万株が11月25日申し込み現在で349万株へ急増した。信用売り残はその後減少に向かうのだが、12月の戻り高値はそうした売り方の買戻しがエネルギーになったものと思われる。11月22日の安値で売り込んだ向きのカラ売り玉はそのまま持ち越されており、なおカラ売りの買い戻しのエネルギーが温存されているパターンだ。

  今回の調整場面で明らかに底入れが確認されたとき、再び売り方の買戻しによる上昇相場が形成される場面がありそう。太陽エネルギー関連分野の好調で今2012年3月期の営業利益は7億5000万円から10億円(前期6億6200万円)へ増額修正されるなど、業績はすこぶる好調に推移している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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