【銘柄診断】宮地エンジニアリンググループは踏み上げ相場の本格化をにらむ

2012年1月1日 09:04

  宮地エンジニアリンググループ <3431> は12月21日に154円の年初来高値を示現した。虹技 <5603> や新日本理化 <4406> など仕手株がにぎわう中、過去に仕手筋買占めの実績がある割に人気圏外に放置されていた同社に出遅れ買いが回ってきた格好。

  12月14日から委託保証金率が従来の30%以上(うち現金20%以上)から50%以上(うち現金20%以上)へ大幅に引き上げられたうえ、12月21日からは新規売り停止措置が取られた。取組みは信用売り残が1372万株と、なお信用買い残1127万株を大きく上回る状況で、踏み上げ相場が残されている需給動向となっている。

  チャート的にも12月28日の127円で目先底を探り当てたパターン。短期での調整切り上げは、仕手株人気の命である動きの良さをアピールする。下げ止まりの後はボリュームが復活するかどうかがポイントになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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