【銘柄診断】一六堂は3Q業績がV字回復も東証2部上場来高値を前に小動き

2011年12月29日 16:00

  一六堂 <3366> (東2・名2)は29日、15円安の335円まで下げて2円安の348円と反落した。28日大引け後に今2月期第3四半期(3Q)決算を発表、V字回復したが利益確定売りが交錯した。

  3Q業績は、前年同期比10%増収、2.0倍経常増益、99%純益増益と急回復した。客単価5000円前後の主力和食業態店「天地旬鮮 八吉」の都内ビジネス街での店舗展開を進め、9店舗を新規出店するとともに5店舗をリニューアル、新規店舗が想定を超える業績で推移、販管費増加率を小幅にとどめたことなどが要因となった。2月通期業績は11月の上方修正値に変更はなく、純利益は、3億300万円(前期比42%増)と大幅増益転換を見込んでいる。

  株価は、11月の今期業績の上方修正に東証第2部上場承認が続いて300円台を回復、12月9日の東証2部上場で375円高値まで急伸した。PER9倍台、PBR0.7倍の割安修正への再発進も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目の決算発表】しまむらは3Q好決算が観測報道値クリアも材料出尽くし感から反落(2011/12/29)
【話題株】星光PMCは東証1部指定替え記念増配を追撃材料に続急伸(2011/12/29)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)

関連記事

最新記事