中国、地球観測衛星「資源1号02C」を打ち上げ
2011年12月26日 17:45
中国国家航天局(CNSA)は北京時間12月22日11時26分(日本時間12時26分)、地球観測衛星「資源1号02C」を載せた「長征4号乙」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約13分後に「資源1号02C」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。
「資源1号02C」は中国空間技術研究院が開発した高解像度の地球観測衛星で、重さは約2100kg。マルチスペクトルCCDカメラや高解像度カメラなどの科学装置を搭載し、画像を撮影して、環境保護、都市計画、農業生産などに役立てるという。
これで、中国は2011年に予定されていた19回の打ち上げを全て終え、18回の成功を記録した。これは中国の年間打ち上げ最高記録を更新しただけでなく、アメリカの2011年の年間打ち上げ記録も抜いたという。
なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって155回目の打ち上げだった。
■我国成功発射“資源一号”02C衛星
http://news.xinhuanet.com/2011-12/22/c_111275077.htm
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