【今日の言葉】『不景気の株高』=行き場所のないお金が株式市場に入って「株高」

2011年12月23日 13:51

  『不景気の株高』=2012年は久々に「不景気の株高」になるのではと、マーケットで囁かれている。「不景気の株高」とは、景気が悪いと設備投資は盛り上がらず、消費も低調で金利は低い状態となり、行き場所のないお金が株式市場に入って、人気株を中心に「株高」となることをいう。以前の日本では、不景気の時に度々みられた動き。最近は、国内が不景気となっても、グローバル化からマネーが海外へ出て行き、「不景気の株高」は起き難くなっていた。

  しかし、欧州の金融不安、新興国の経済成長鈍化から海外投資の成績は極めて悪くなっている。消去法で「円」が注目されたように、来年は「日本の株」が見直される順番というわけだ。すでに、人気株が師走相場で賑わっているのは、来年に予想される「不景気の株高」の前兆という見方となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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