ウェブページのデザインをスマホ向けに編集できるSaaS型サービス「楽すま」登場
2011年12月22日 22:31
モバイル・ソリューションを提供するノイアンドコンピューティング株式会社（本社：広島県広島市）は、ウェブページを簡単にスマートフォン向けデザインに編集できるSaaS型サービス「楽すま（らくすま）」の提供を、2012年1月5日から開始する。サービス提供開始を記念して、1月末までに申込みをした人を対象に、初期費用通常5万円（税別）が無料となるキャンペーンを実施する。
近年、携帯電話端末としてスマートフォンが急速に普及しており、スマートフォンからウェブサイトへのアクセス数が増加している。しかし、一般的なウェブサイトは、PCから閲覧されることを前提にデザインされているため、スマートフォンからアクセスしたユーザは、画面の拡大や横スクロールなどをしながら閲覧しなければならず、使い勝手がよくない。
「楽すま」は、ウェブサイトを提供する企業を対象にしたサービスで、導入により、短期間に低コストで自社のウェブサイトからスマートフォン向けサイトを作成することができる。企業はスマートフォンからアクセスするユーザに対して、使い勝手のよいウェブページを提供することができる。
「楽すま」は、インターネットを介してブラウザから設定画面（コントロールパネル）を操作するSaaS型のサービス。主な機能として2つの機能があり、一つは、「テンプレートの選択によるスマートフォン向けデザインの適用」。あらかじめ用意された複数のテンプレートから、好みのテンプレートを選択するだけで、スマートフォン用のデザインを適用することができる。テンプレートはウェブページを制作する際に用いる一般的なCSSで記述されている。そのため、ユーザ自身が独自のテンプレートを作成して適用できる機能の提供も予定している（時期未定）。
もう一つは、「編集用ダイアログによる細部のデザインの設定」。コントロールパネルの操作により、各ページの細部についてデザインの変更が可能。コントロールパネルのプレビュー画面で、ページ内の編集したい要素を選択してマウスを右クリックすると、編集ダイアログが開く。ここに編集したい内容を記述する。
契約はドメイン単位となる。サービス利用料金は、1ドメインにつき初期費用5万円、月額基本料金が3万円で、月間10万アクセスを超える場合、10万アクセスごとに1万円のアクセスチャージがかかる。なお、同サービスはウェブ上で申し込みが可能となっている。