Mozilla、Googleをデフォルト検索エンジンとする契約を3年延長

2011年12月21日 19:02

rm -fr 曰く、  Mozilla Blogの記事によると、MozillaとGoogleが、最低3年の間、FirefoxのデフォルトのサーチエンジンをGoogleとする契約を結んだことを明らかにした。

 Mozilla財団は2004年のFirefox 1.0リリース時にスタートページをGoogleにするなど、Googleとは良好な関係を結び、翌2005年には契約によるGoogleからの収入で前年度比約10倍の収入になった。しかし、契約が先月11月に切れ、「契約が難航しているのでは?」「Mozillaの危機だ」「いや、そうではない」との議論を招いていた。

 今回結ばれた契約の詳しい内容は非公開であるが、Mozilla財団が急激な財務危機に陥ることは回避されたと思われる。マイナビニュースの記事では、Googleに大きく依存している状況を、この3年契約の間に脱する必要性が語られている。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | Mozilla | IT

 関連ストーリー:
Firefox の危機? Google からのロイヤリティ収入契約の更新に難航 2011年12月06日
Mozilla Foundation、2005年の収入は5290万ドル 2007年01月07日
Firefox 1.0 正式版リリース 2004年11月09日

 

関連記事

最新記事