ギアナからソユーズロケット、衛星6基を打ち上げ
2011年12月19日 11:15
アリアンスペース社(Arianespace)は協定世界時間12月17日2時3分(日本時間11時3分)、フランスの偵察衛星「プレイアデス1(Pleiades 1)」やチリの地球観測衛星「SSOT」など、6基の衛星を載せたソユーズロケットを南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約3時間26分後に衛星をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。ギアナ宇宙センターからロシアのソユーズロケットが打ち上げられたのは今回が2回目。
「プレイアデス1」はフランスが運用する偵察衛星で、重さ約970kg。高解像度カメラを搭載し、高度約700kmの軌道から撮影を行う。
一方、「SSOT」はチリの小型地球観測衛星で、重さ約117kg。衛星写真の撮影のほか、農業のモニタリング、資源開発、災害時観測などにも用いられる予定。
また、今回の打ち上げにはELISAプログラムの4基の小型衛星も含まれている。
■1 Soyuz + 6 satellite payloads = Arianespace's latest launch success
http://www.arianespace.com/news-mission-update/2011/vs02-success.asp
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