【銘柄診断】千代田化工建設は世界的なLNGプラント建設活発化の恩恵を得る
2011年12月17日 09:50
千代田化工建設 <6366> はLMG(液化天然ガス)プラントを手掛けていることで、復興関連株としての思惑を誘い6月13日に995円の高値を示現した。その後7月27日には1036円までさらに買い上げられる展開。そこからの調整は9月26日の702円で終了したが、戻り待ちの売り物が控え出直りの足取りは鈍い。
今2012年3月期の9月中間決算は営業利益64億4800万円と前年同期比21%増を確保したが、今3月期通期では営業利益110億円と前期比37%減益が見込まれていることが株価に響いている。前期の利益水準を押し上げた特殊要因(カタールガス案件での契約金額の増額決定など)がなくなることが今期大幅減益の要因。
エネルギー源として世界的にガスの需要が高まっており、LNGプラントの建設は今後活発化する見通しで、先行きの見通しは明るい。直近の取り組みは売り残113万株、買い残133万株と拮抗しており、好需給が株価の戻りをサポートする可能性もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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