【銘柄診断】スカイマークは運航規模拡大で大幅増益見込む、出直り相場入りへ

2011年12月17日 09:50

  スカイマーク <9204> は8月24日の出直り相場では高値は1383円と、1月19日の1449円を前に失速したため、戻り待ちの売りが先行。全般の地合い悪化も手伝って下げが加速する動きを余儀なくされた。

  運航規模の拡大などで旅客数が大幅に増加するとともに、増便や新規路線開設により提供座席数が増加、今2012年3月期9月中間決算は営業利益91億2200万円と、前年同期比54%増を確保した。今の好環境が引き継がれる見通しにあるため、今3月期通期の営業利益も170億円と前期比51%の増加が見込まれている。

  世界の格安航空会社の日本進出が積極化しているが、それらの発着は地方空港が多く、羽田発着の同社の優位性は変わらないものと思われる。むしろ今後の国際便への進出が期待されるところだ。11月30日の936円をボトムに出直り相場に入ってきた感触だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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