【話題株】「仙台は復興バブル」で酒類のやまやが高値更新

2011年12月15日 18:46

■大手経済誌の「東北は空前の建設好景気」を材料視

  仙台本社の酒類チェーン・やまや <9994> は15日、急反発の高値更新となり、後場1037円(82円高)まで上げ、終値は1007円(52円高)となった。12月12日から、いきなり急伸の相場。師走相場に特有の材料株物色との見方だ。

  ただ、その手がかり材料としては、「仙台は完全にバブル。水商売のお姉さん方は手が回らず、休む暇もないと悲鳴を上げている」(東洋経済オンライン 12月1日(木)10時56分配信)と、復興需要にわく地元の様子を材料にする投資家がある。このため、同社株は、単に年末の一発高に終わらず、新年も何かと話題を集めて動くといった期待が広がっている。

  東洋経済オンラインの同配信では、「東北は空前の建設好景気――蠢くゼネコン、復興バブルの足音」と題し、「東北地方随一の歓楽街(注・仙台市国分町)は今、バブル時代と一見、見間違うかのような、好景気に沸いている」とし、輸入車やデパートの高額品の売れ行き増加などを紹介。大震災からの復興本格化にともない、産廃処理など、「本業が儲かっている業者」にスポットを当てている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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