正社員でない就労者が34.4%と3人に1人超
2011年12月15日 11:00
厚生労働省の平成23年度パートタイム労働者総合実態調査で、就業している労働者のうち、34.4%がパートなど正社員でない労働者であることが分かった。平成18年の調査に比べ、正社員でない労働者の比率は3.5ポイント増加した。
また、男女別では男性労働者の20.3%が正社員以外の雇用形態で、18年調査に比べ4.6ポイント増加。女性労働者の場合も54.4%が正社員以外の雇用形態となり、18年調査に比べ1.9ポイント増加した。
正社員以外の労働者が特に多いのは宿泊業・飲食サービス業で就労者の62.7%にのぼった。また、生活関連サービス業・娯楽業(49.9%)や卸売業・小売業(48.3%)、サービス業(45.3%)も高い比率になっていた。最も少なかったのは電気・ガス・熱供給・水道業で5.9%だった。(編集担当:福角忠夫)