【銘柄診断】ウエストホールディングスは太陽光発電の成長が続く、出直りへ
2011年12月14日 19:47
ウエストホールディングス <1407> (JQS)は再生可能エネルギー関連株として人気を集め、7月21日に1130円の年初来高値を示現した。そこからの調整を11月21日の年初来安値546円で切り上げ、以後は戻り足に転じてきている。
太陽光発電事業の成長を支えに前2011年8月期は営業利益15億3400万円と前々期比14%増益を達成した。太陽光発電事業を取り巻く好環境を引継ぎ、今2012年8月期も営業利益20億3000万円と前期比32%の増益が見込まれている。
現在売り上げの約50%を占めるヤマダ電機 <9831> (東1)が太陽光発電設備の販売を一段と強化する方向にあり、つれて同社の業容拡大への期待が高まっている。
中期計画では今8月期324億円の売り上げが2014年8月期には486億円まで引き上げるプランだ。そうした成長期待がある割にはPERの9倍台は割安な評価である。また、配当利回りが4.1%と高く、下値への不安は乏しい。引き続き出直り指向の相場となりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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