【銘柄診断】リブセンスは独自のビジネスモデルをバックに成長路線を見込む

2011年12月14日 19:29

  リブセンス <6054> (東マ)は12月7日に上場されたばかりだが、当日は公募価格990円を82%上回る1800円で生まれ、終値は2200円とストップ高水準で終わる好スタートを切った。翌8日は高値2536円まで一段高に買われる場面があったが、そこから売りが先行する流れに変わり、現在は売り物を吸収する状況となっている。

  ネット関連のIPO案件として関心が高まったことが好スタートの背景と思われる。同社事業の特徴は、企業が採用を決めた時に手数料を受け取る成功報酬型のビジネスモデルにある。企業にとって使い勝手がいいため掲載企業が増加する一方で、採用が確定した利用者には、採用(転職、登録)祝い金や入居祝い金を贈呈するなど、利用者側に対してもインセンティブを設けている。

  こうした独自性が受け入れられ、今2011年12月期は営業利益4億6400万円(前期2億1700万円)の大幅増益が見込まれ、来2012年12月期もそうした成長路線を引き継ぐものと想定されている。ただ、当面は利食い売りが先行する流れか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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