小田急電鉄、ジーニアスエデュケーションと提携 沿線エリアで学童保育事業に参入
2011年12月14日 16:17
小田急電鉄は、SAPIX・代ゼミグループのジーニアスエデュケーションと提携し、小田急線喜多見駅の高架下に、2012年3月、学童保育施設「小田急こどもみらいクラブsupported by ピグマキッズ」を開設する。
喜多見駅~狛江駅間の高架下スペースを活用した同施設で、放課後や夏休み期間中の小学生を預かり、子どもの健全な成長と共働き世帯をはじめとした家族の豊かな暮らしをサポートする。
運営主体である小田急電鉄は、これまで「住みやすい沿線環境の提供」を目的に、駅に近接した高架下スペースに、直営の商業施設や駐輪・駐車場、レンタルスペースを設置してきたほか、グループ企業による未就学児の保育事業などを順次展開してきた。今回、小田急線沿線における“子育てしやすい生活環境の一層の整備”を目指し、ジーニアスエデュケーションと業務提携し、学童保育サービスを開始する。
SAPIX・代ゼミグループは、大学受験予備校「代々木ゼミナール」などを全国展開しているほか、ジーニアスエデュケーションにて進学教室「SAPIX小学部・中学部」を運営、さらにSAPIXの学習ノウハウを活かした学童保育「ピグマキッズ(荻窪、白金高輪の2教室)」を展開し、中学受験から大学受験までの継続的な教育に取り組んでいる。
これら2社が持つ強みを活かし、仕事帰りの迎えが大変便利な駅前立地で、最長21時までの預かりや学校への迎えサービスの実施による安心感を提供するほか、専門の教育を受けたスタッフが「ピグマキッズ」での使用教材を用いて、子どもの学習面をサポートすることにより、子どもの成長を支援する豊かな沿線の提供に努めていく。なお、ジーニアスエデュケーションが学童保育事業で他社と提携するのは今回が初となる。