【銘柄診断】ビットアイルは上離れもその後は伸び足を欠く、ここが正念場に

2011年12月14日 09:26

  ビットアイル <3811> は3月15日の安値8万300円をボトムに着実な水準切り上げの動きを見せていたが、ここへきて一気に上離れの動きに転じてきた。

  5日に発表された今2012年7月期の第1四半期決算は営業利益7億1700万円と前年同期比75%増のすばらしい決算となったことが手がかり。iDC(インターネットデータセンター)サービスの販売を進めデータセンター(DC)の稼働率を高めるとともに、レンタルサービスを中心としたマネージドサービスなどを強化したことが奏功している。

  今7月期についても営業利益26億円と前年同期比27%増の見通しで、好調キープが想定されている。ただ、6日に20万3400円の高値を示現後は、そこが壁になりチャレンジしては押し返されるパターン。

  高値を早期にクリアーできないようだと、利益確定の動きが強まる可能性があり、相場的には正念場を迎えているようだ。なお、株式分割により2月1日から流動性が高まることは一つの支援材料になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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