【銘柄診断】デジタルガレージは公募価格26万6600円のクリアーが焦点に
2011年12月13日 22:12
デジタルガレージ <4819> は震災の影響をものともせず5月2日の44万7000円まで、ほとんど一本調子の上げを見せた。その後5月20日に44万4000円まで買い直されたが、結局ダブルトップ形成で終わり調整場面に入っていた。
その最中に発行済み株式総数が最大で17%強増加する公募増資が発表され、下げ足が加速する事態に陥った。
8月9日の19万7000円で一応大底を確認したものの、そこからの回復力は鈍い。公募増資の発行価格が26万6600円とあって、この水準に近づくと戻り待ちの売り物が頭を抑えている。
ツイッター運営関連の収益拡大や、投資回収期にあるベンチャーキャピタル事業の伸びにより、今2012年6月期の営業利益は13億5000万円(前期1億3500万円)とV字型の回復が見込まれており、業績は好調。
ただPER25倍と、先行した株価をフォローできるだけの収益水準には至っていない。とりあえずは発行価格26万6600円のクリアーが焦点になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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